既にパチンコ業界は末期だとか言われ中で、来年2月に試行されるパチンコ規制がとどめを刺すと噂されるパチンコ業界にすっかり定着した低貸しパチンコ(スロット)。
1円パチンコ、5円スロットならば従来の1/4の売り上げになっているのだが、なぜ従来の25%の売り上げで経営が成り立っているのか正直疑問でもあり興味もあった。
従来の利益率より超絶に利益率が高くなっているはず!
従来の売り上げより75%も売り上げが落ちているのに、従来どおり経営できているとすれば、利益率は従来の4倍ということになるはず。つまりお客が勝てない確率も4倍になっているのではないだろうか?!
低貸しパチンコの波は加速している
こちらは、群馬県前橋市にある「Dステーション前橋南店」。群馬初の0.1円パチンコ。
低貸しパチンコの歴史
低貸しパチンコ(スロット)はいつから始まったのでしょうか?
正式には公表もされていませんが、私の記憶の中では愛知県名古屋市近郊のパチンコ店で「ハーフバリュー」という看板を掲げ、通常の半分のレート(2円パチンコ)で遊戯できる店が始まりではないかと思います。
時期については、今から10年くらい前の2007年前後ではないでしょうか?
それから間もなくして、1円パチンコたるものが登場し、やがて5円スロットと低貸しパチンコやスロットが物凄い勢いで加速していきました。
北海道の札幌市で1円パチンコが大ブームになり、その後巨大パチンコホールチェーン店の「ダイナム」が0.1円パチンコを導入した事により、瞬く間に全国に広まったとの情報もある。
時の流れ、時代の変化も早いもので、1円パチンコどころか0.5円パチンコ、そして0.2円パチンコと低貸しのレートが益々加速していき、ついには0.1円パチンコまで登場する始末、、
そしてついに、0円パチンコも登場してしまった!!
低貸しパチンコ店の利益率と勝てない状況の関連性
売り上げ自体は、通常遊戯の4円パチンコや20円スロットの1/4~1/10になっているのだけれど、利益率(店が儲かる割合)は、年々増加しています。
つまり、粗利が高くなってるんだな!
平たく言えば、勝てなくなってるのね!年々…
それは、勝てる台が年々、いや日増しに少なくなっているとパチンコ、スロットユーザーならば実感をもって体感的にお分かりいただけるのではないでしょうか。
売り上げが年々減少していく中で、新台(新機種)の購入値段は逆に高値傾向になり、店側の利益率が右肩上がりに上がっていくのは当然のことです。
新台(新機種)の購入値段が高値傾向にあるのも当然のことで、パチンコ店の経営が苦しい中、新台を購入出来ない店が増え、購入しても以前の様に10台とかではなく、1台だけ購入する店も多い。
売れないけれど、メーカーも利益を確保しなければならないので、台(新機種)の値段も高くなっていきます。
パチンコやスロットのメーカーも厳しい、そしてパチンコ店はもっと厳しい経営状況。
経営者目線で考えれば、出来るならば来店するお客さん全員が黙ってお金だけ置いて帰って欲しいと思っているに違いない!
もはや勝てる台を用意する余裕すら無いのかもしれません。
全国で根強い人気のパチスロ機種「ジャグラー」の設定状況は、全国で設定6を使う割合が0.3%しかないというデーターがとある雑誌で掲載されていました。
設定6の機械割りが決して高くない「ジャグラー」でさえ設定6は断固として使わない店舗の経営状況なのです。
低貸しパチンコの未来は?今後の予測について
パチンコ、スロットをするお客さんを取り戻そうと、東京中心に非等価にする動きが一時期活発化した矢先、出玉規制の施行が決まり最近のパチンコ業界は成す術(すべ)無しといった感じで静かです。
低貸し遊戯の状況もついに0.1円パチンコ、そして0円パチンコも出てきてしまう始末、、。
もう行き着く果てにたどり着いてしまったのかもしれません。
低貸し…!もう末期じゃな…
超金持ちのジジババが低貸しに流れてる…
いや、まだスロットがあるではないか!!
スロットの低貸し状況は、知るかぎり2円スロットが最も低いレート。
0円スロットが近い将来、登場するかもしれません。
そして、終に、、、。