皆さん、今年もギャンブルを楽しんでいますか?
ギャンブルは大人の最高の遊びでもあり、大昔から存在する娯楽でもあります。
そんなギャンブルは度を越えてのめり込むと多くのお金を失い借金を繰り返し多重債務に陥ったり、人間関係の崩壊や家族崩壊などを引き起こす可能性があるとして、昔から社会問題になっています。
国がカジノ推進している中で「ギャンブル依存症法案」の協議始まる!!
12月4日(月)、国会内でギャンブル依存症対策基本法案について、与党案と維新案の一本化に向けて協議が始まることになりましたが、カジノを推進している中で矛盾を感じられずにはいられない?
「ギャンブル依存症法案」
ギャンブル依存症とは?
ギャンブル依存症(ギャンブルいそんしょう、ギャンブルいぞんしょう、Gambling addiction)は行為・過程アディクション(嗜癖障害)の一種で、ギャンブルの行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう状態である。
医学的な呼称は「ギャンブル障害(Gambling Disorder)」で、その意味するところは「貧困になる、家族関係が損なわれる、個人的な生活が崩壊するなどの、不利な社会的結果を招くにもかかわらず、持続し、しばしば増強する持続的に繰り返されるギャンブリング」(ICD-10:疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10版による)。精神疾患または障害のひとつに分類され、生活障害が生じるようなギャンブリング(賭博行動)、または、持続し増強するギャンブリングによって臨床的に意味ある障害や苦痛が生じている状態を指す。
日本の、直近一年間でのギャンブル等依存の疑いのある人の数は、2017年の久里浜医療センター調査、社会安全研究財団調査から54万人と推定される。うち、ぱちんこ関連40万人、公営等ぱちんこ関連以外14万人。ぱちんこ関連の自然回復率は8割を超え諸外国のギャンブル等依存の場合と比べて突出して高い。一方、ぱちんこ関連以外は44%程度と諸外国と同程度と推定される(「疫学」参照)。
ギャンブル等依存になっている日本国民は調査では54万人。実際にはもっと多いのは間違いないでしょう。
自分もギャンブル依存症だと思いますが、調査に関与していませんから
54万人の内、40万人がパチンコ関連らしいのですが、これまた本当ですか?と首を傾げたくなるデーター。
昔はパチンコ店の近くに必ず消費者金融の無人機やATMがあって、ギャンブル=パチンコ=消費者金融というパチンコ運営3点方式ならぬ3点セットという感じでしたが、現在ではほぼパチンコ店の近くに必ず消費者金融の無人機やATMがあるという事はなくなったと思います。
そして、ギャンブル依存に関して、毎回思うことは「宝くじ」は関与しない事が多い。
会社の金を横領して宝くじに通算数億円注ぎ込んだニュースが近年あった事は記憶に新しいですね。
ギャンブル依存症対策基本法案
自民党の森山裕、日本維新の会の遠藤敬両国対委員長が4日、国会内で会談し、ギャンブル依存症対策基本法案について、与党案と維新案の一本化に向けて協議に入ることで合意した。
同法案は、カジノ解禁の環境整備の一つで、与党は衆院、維新は参院にそれぞれ提出した。医療体制整備などを国に求めるなど内容に大差はなく、来年の通常国会での成立を目指す。
引用ーhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2017120400967&g=pol
ギャンブル依存症対策を進めようとしている中で、カジノ事業を国が進めようとしています。
なんだか矛盾していると個人的には感じてしまいます。
政治家って適当だな…
ギャンブル依存に対して国が税金を使って何らかの対策を進める一方で、新たに巨大な税金を使ってギャンブル産業(カジノ)を作ろうとしている。カジノという一番危険なギャンブルを国が推進しているのに、なぜギャンブル依存に関与するのだろうか?
25年前に、1週間で800万負けた友達を思い出すよね…
余計なお世話だと非難殺到すること間違いなし?!
依存関連に対して何か策を講じようとするならば、覚せい剤依存やアルコール依存、DV問題などを強化する方が先だと思うのですが、、
そして、国会議員(国)は、ギャンブル依存に時間とお金を掛けるなら、保育園の待機児童問題や年金問題、景気対策、高齢者問題、少子化問題などもっとやるべき事があるのではないでしょうか?
何であれ、全ては個人の意思と個人責任でギャンブルを楽しんでをいきたいですね。