ここ数年、パチンコの釘問題が話題として取り上げられてきました。昔からパチンコをしてきた人間にとっては何の事？と首を傾げたくなる話です。
当然ながらパチンコ店は釘を調整して、大当たりしやすい台や当たりにくい台を毎日のように設定しているのが当たり前です。
パチンコの釘はメーカーが製造した状態で？！
パチンコの釘調整は修理という名目では許可されていますが、出玉調整としては違法という話題になっています。だとすれば全国のパチンコ店全てが違法行為をしていることになるのだが果たして…。
パチンコ店が意図的に釘を触ることは違法！
パチンコ店の釘問題 画像
※上記の画像は群馬県某パチンコ店のパチンコ台
（１０００円で１０回転する台は１００％ありません＝平均１０００円で５回転位）
釘問題の発端は？いつから？
「2015年1月23日、パチンコを所管する警察庁生活安全局保安課の小柳課長が、パチンコホールの業界団体である全日遊連の理事会で、『（クギを調整して）一般入賞口に入らなくして、中央始動口にばかり寄せて、より偶然の（＝ギャンブル性の高い）遊びをしていることが懸念される、けしからん』と行政講和の中で指摘したんです。これが違法釘問題の発端です。
引用ーhttps://nikkan-spa.jp/1065301
警察庁の課長？そんな影響力あるのか…
釘調整という名の釘曲げは違法！逮捕者も、、
パチンコ台を不正に改造したとして、滋賀県警生活環境課などは１７日、風営法違反（無承認変更）の疑いで、彦根市のパチンコ店運営会社と、同社の男性経営者を書類送検した。
書類送検容疑は２月上旬ごろ、県公安委員会の承認を得ず、長浜市の店舗に設置したパチンコ台のくぎを曲げるなどした疑い。
県警によると、男性経営者は当たりが出にくくなるよう店内約１５０台のほぼ全てを改造していて、「違法なのは知っていたが、少し曲げるなら大丈夫だと思った」と話しているという。匿名の通報を受け、県警が２月に店を家宅捜索していた。
引用ーhttp://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170317000168
えー！釘調整しただけで逮捕？
もう、全てのパチンコ店が違法でしょ！
釘曲げという釘調整が違法になった事について個人的見解
何はともあれ、パチンコ台の釘調整（釘曲げ）は違法になっています。
メーカーから降ろした新品の状態の釘の状態を維持する為に、微調整は認められている。
何故なら、使用していれば当然ながら釘は少しづつ変化する事、そして何らかの原因で釘が曲がってしまった場合に元の状態に戻すいわゆるメンテナンス的な意味合いでの釘調整（釘曲げ）は認められているということらしいです。
メーカーから買った状態で維持しろという事か…
千円で何回転の仕様なのかな…
抜き打ちで調査もあるらしいのですが、その際に使用するのが「チェックシート」という半透明の釘チェックツール。メーカーが出荷した（検定が通った）状態の釘と比較するためのものらしい。
もうね、そもそもパチンコ業界自体が正式的には違法な営業形態なことは承知の事実。
それでも昔から営業してきたわけで、お客さんも知っていながら利用してきた。
昔は「国民の娯楽」として、成人の多くの日本人がギャンブルとして又遊びとしてパチンコをしてきたのです。正直、私自身も昔は公営ギャンブルだと勘違いしていました。
パチンコ業界自体が正式的には違法な営業なのだから、細かい事を言ってしまえば、次々とこのような「釘調整＝釘曲げ」問題は出てくることでしょう。しかし、回らない釘を見つけては通報し逮捕、、、。
逆に回る台で大勝して通報する人って出てくるのでしょうか？
国もジワジワと痛めつける様な規制や法律でなくて、完全に無くすなら無くす。
全国で一斉に「釘調整＝釘曲げ」の調査をしたら９９.９％のパチンコ店が違法になるでしょうね。
なんだか利権の奪い合いや裏事情（賄賂やリベートなど）があっての締め付けもある気がしてならない。
まー世の中こんなもんではないかと思ってしまいます
そう言えば「釘師」って今もいるのかなー。
