地方競馬の女性騎手7人の内の1人であり、岩手競馬で唯一の女性ジョッキー、鈴木麻優(すずきまゆ)騎手(22歳)が引退を発表しました。
昨年9月23日の盛岡6Rで落馬して背骨を骨折し、現在まで休養していたが、「自分の気持ちをまたプロの騎手として立て直すことができないと思い、引退を決めました。」とコメント。
数少ない女性騎手の中で萌え系の鈴木麻優の引退は残念でしかたない!
しかもまだ若いんです。若干22歳の乙女の引退にガッカリしている競馬ファンも多いことでしょう。
背骨の骨折が最大の原因になっていますが、夢と希望を与えてくれた彼女に感謝ですね。
岩手競馬 鈴木麻優(すずきまゆ)騎手
鈴木麻優(すずきまゆ)騎手は1996年1月20日生まれ。
宮城県気仙沼市出身。勝負服は胴桃・黒たすき/袖桃。
初騎乗 2014年4月19日 3R ヤマニンレジェール(6着/9頭)
初勝利 2014年5月19日 1R ホヤラー(22戦目)
地方競馬通算成績 1456戦67勝(2着92回、3着115回)。
2015.1.29 レディース&ヤングジョッキーズ2015で優秀女性騎手賞
2016.1.20 第30回 全日本新人王争覇戦 総合7位
当ブログでも過去に記事にしていますので合わせてご覧ください。
- 岩手のアイドル女性騎手「鈴木麻優」に注目。被災地の希望の星!!(2017年8月24日投稿)
鈴木麻優(すずきまゆ)騎手 引退の原因
鈴木麻優(すずきまゆ)騎手の引退に関してのコメント
昨年9月のレース中の落馬により、背骨を3本骨折し、それから4ヶ月間休養していました。今もまだ治療中ですが、日常生活には問題ないくらいにまで回復しました。心配をおかけしてすみません。治療中も、沢山の励ましのメッセージなどをいただき、本当にありがとうございました。この度はいきなりの引退発表で驚かれた方も沢山いると思います。なぜこんなに早く引退を決めたかと言いますと、大きな怪我で体を元のコンディションに戻すのが難しいのはもちろんですが、一番は自分の気持ちをまた、プロの騎手として建て直すことができないと思ったからです。4年間という短い間でしたが、岩手競馬の騎手になれて本当に幸せでした。これからのことはまだはっきりと決めていませんし、幼い頃から騎手という道に向かって突っ走ってきた私ですから、これから違う世界に入ってわからないこと、悩むことも沢山あるとおもいます。けれど、何事も私らしく乗り越えて行けたらと思っています。こんな中途半端で未熟な私を暖かく見守り、応援してくださって、本当にありがとうございました。
引用ー岩手県競馬組合(2018年2月1日発表)
同騎手は昨年2017年9月16日の盛岡競馬第6Rで落馬し、背骨を骨折。日常生活に支障がない程度に回復しているが、引き続き治療中という状況の中で、プロの騎手として気持ちを立て直すことが困難と判断し引退を決めた。
背骨骨折じゃー仕方ないわ…
親御さんなら辞めさせるわね…
競馬で落馬はつきもので、ほとんどの騎手がレース中や練習中に落馬して怪我をしています。
昨年のG1「エリザベス女王杯」寸前の練習中に武豊騎手が落馬して怪我をしたのは記憶に新しいところです。
まだ若いので引退は早いと思うのですが、恐怖心というものが拭いきれないのかもしれません。
背骨を骨折するというのは、普通の生活を送る女性では事故に遭遇しないかぎりありえないことですから、気持ちを立て直せず引退するのもやむを得ないかもしれません。
鈴木麻優(すずきまゆ)騎手 引退セレモニー
鈴木 麻優 騎手引退セレモニー
『実施日』 3月25日(日)
『場 所』 水沢競馬場 (岩手県)
※内容等の詳細は、未決定(2018年2月2日現在)
詳細が分かり次第、お知らせ致します。
鈴木麻優(すずきまゆ)騎手は、宮城県気仙沼市出身。
東日本大震災で実家が被害に遭った被災者でもあります。
その後、地方競馬の数少ない女性騎手として活躍されました。
今後の人生もがんばれよ!
震災の被害者に希望の星として勇気と感動、そして勇気を与えてくれた鈴木麻優(すずきまゆ)騎手に心からありがとう、お疲れ様と言いたいですね。