パチンコ、スロットは仕事帰りじゃ無理!夕方からでは勝てない理由…

私が若かった1990年代~2010年頃までは夕方からでも十分勝負出来たパチンコやスロット。2025年現在は、仕事帰りの夕方からでは勝負にならない理由を語ります!

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仕事帰りの夕方からでは勝てない理由!

2025年現在、仕事帰りにパチンコへ行く人なんて本当に少ないです。

私が18歳の大学1年の頃は、夕方17時を過ぎるとスーツを着たサラリーマンがパチンコ屋にめちゃくちゃいました。

イベント時代の前ですが、平日の通常営業でも閉店1時間前の夜10時でも稼働70%がある店も多数ありました。

今では多くのパチンコ店で、平日の夕方の稼働率なんて10%もない店がほとんどです。

それはなぜか語りたいと思います。

夕方から打てない=スペックと設定の問題

パチンコもスロットもスペックが昔と大きく違くて、中でも1番大きいのが出玉スピードです。
パチスロの場合は、純増枚数(大当たり中1Gで何枚増えるか)。パチンコの場合は、1回の当たりの出玉と連荘スピード。

例えば、仮に10万円の当たりフラッグを得た場合。競馬や競艇などの公営ギャンブルは、即払い出される(0秒)のに対してパチンコやスロットは、時間をかけて払い出さないといけません。

午前中や夕方までなら確定した10万円分の払い出しが可能ですが、閉店1時間前に10万円の当たりフラッグを得たとしても閉店時間により取り切れません。

また、昔は閉店後に取り切れなかった出玉に対して補償がありました。パチンコなら1回分、スロットの補償は、残りG数分の枚数など。

また、パチンコで確変状態なら翌日に持ち越せるサービスなどもあり、翌日が休みなら閉店関係なく打てたのも大きいです。

ギャンブル犬
ギャンブル犬

パチもスロも純増が悪く、シャキッとしない!

架空の嫁
架空の嫁

昔は午後10時でも客沢山いたよね…

スペックと設定の問題(パチンコの場合)

最近のパチンコは「ラッキートリガー」が登場し、昔の出玉スピードに迫るものが確かにありますが、それでも違います。

昔は、保留連荘や即連、芋づる式連がメイン。時短なんてないですし、連荘が終われば帰れました。

「ラッキートリガー」と言っても1/70を120回まで回し続けるSTは時間がかかります。保留連荘の時代は、大当たり後の保留玉分4回で連荘しなければやめられましたから…。

ギャンブル犬
ギャンブル犬

保留連荘など切れがあった時代…

架空の嫁
架空の嫁

ダラダラ時間浪費の現在じゃ夕方から打てない…

スペックと設定の問題(スロットの場合)

昔のスロットは、、Aタイプや裏物しかなかった時代。Aタイプなら閉店寸前まで打ってもリスクはありません。

裏物に関しては1G連する台なら閉店1時間前まで打てました。

そして、何より出玉スピードです。純増枚数が4号機は1Gで10枚。1時間500Gで5000枚でぶん回し700Gで7000枚も可能でした。

2025年、スマスロでも戦国コレクション5超極楽LOOP(純増約10枚)、かぐや様は告らせたい(純増約9枚)など4号機と変わらない純増枚数になってますが…。ちょっと違います。

純増枚数=出玉スピードは、一見遜色なく見えますが、昔の4号機と違うのが無理ゲーレベルの上位ATに行かないと続かないスペックという事。

昔のAタイプは、単純明快。上位ATでなくても大当たり全て純増10枚でしたから…。

ギャンブル犬
ギャンブル犬

純増枚数が最大の問題です!

架空の嫁
架空の嫁

午後8時にコンプリートフラグでも取り切れない…

等価でなく換金ギャップでも打てた昔…

換金率が昔は、パチンコ2円50銭(0.625円)、スロット7枚(0.714円)が主流。

例えば、パチンコで1回の当たり2000個で5000円ですが、現在の等価では8000円で3千円もの差額。スロットは、7枚交換(7枚で100円)。つまり、ビック1回350枚で5千円。等価で7千円なので2千円、46枚交換なら2600円の差額です。

パチンコで3千円、スロットで2~2.6千円の差額。

等価交換が当たりまえの時代ですが、昔は6~7割の換金率。ですが、それ以上に設定が激甘でした。

パチンコは1000円で40回転もザラ。スロットは、設定1や2を使う店なんて皆無に近く設定6なんてゴロゴロ当たりまえ。

750個を現金に換えると1875円。現金交換だと1125円のマイナスです。でも、換金率ギャップがあっても、景品コーナー(等価)も超充実していたので、パチンコ750個で3000円のCDを交換出来ました。

例えば現在に置き換えれば、投資40000円で獲得した出玉7500個(30000円)で-10000円。昔なら18750円で21250円のマイナス。でも等価の景品を交換すれば…現在の等価と同じ。

パチンコもスロットも出玉率が100%は当たりまえで半数以上の台は機械割100%を超えていました。

今で言うとスロットなら、半数以上(7割くらいかな)が機械割100%超え=設定3以上が半数以上の状態。

だから、現金に換えると負ける可能性がありますが、CDや時計、財布などの景品(等価)に変えるとチャラ以上が確定する毎日でした。

ギャンブル犬
ギャンブル犬

おら19歳の頃、設定2以下を使う店なんて皆無だったぞ…

架空の嫁
架空の嫁

7枚時代ね!設定3以上は当たり前だったね…

昔のパチンコ店の経費が断然違う

客に還元してきた昔のパチンコ店は、とにかく薄利多売に尽きます。

私が大学時代でバイトしてたパチンコ店は、社員の給料が手取り20万円ほど。賞与も年2回(20万円×2)、食事付き、タバコも仕事中の飲み物も無料。そして寮費も無料…。

早番(開店から午後4時くらいまで)の勤務は、昼ごはんに仕事終わりの夜ご飯が無料。後班(午後4時から閉店後の0時くらいまで)は、勤務開始前の夕ご飯が無料。

そして、常にカップラーメンなどが箱で大量に置かれていて食べ放題でした。

1ケ月の手取り20万円は、総支給20万円です。引かれるのは所得税のみ。

寮費が無料で5万円。光熱費も無料で1万円。食事も無料で3万円。ジュースもタバコも無料(タバコ1箱、ジュース2本など)で2万円。となれば、総支給が31万円位ですね。

しかし、社会保険や厚生年金年などはなし。もちろん退職金もありません。それを加味すると5万円位は損してます。

結論で、昔のパチンコ店員の手取りが26万円ほど。で、個人事業主レベルになります。

台の費用も3倍くらい高い。加えて、電気代などの光熱費もばか高いことなどが考慮されます。

パチンコ店の社員は、福利厚生なし

昔のパチンコ店で働く従業員は、とにかく訳あり人間のみと言っても過言ではないほど。

犯罪を犯した人間でも誰でも雇い入れており、1970年~2000年の約30年間は、パンチパーマの店員、刑務所に入っていたであろう訳あり人間ばかりでした。

給料は手取り20万円。無料の社員寮、昼と夜の食事も無料。タバコも1箱支給、ジュース飲み放題。ボーナス1回20万円で年1~2回(ない所も多数)。

今では法律で規制されてますが、社会保険や年金もない。

パチンコ、スロットの設置費用が昔の5倍!

昔のパチンコ台は、1台で10万円。サンドとセットで15万円と聞いた事があります。

でも2025年のパチンコ台は、平均で1台50万円もするんです。

これ、メーカーが潰れない為です。なんだかわけの分からない装飾品を子供でも苦笑いするバカげたオモチャみたいなパチンコをホールに売りつけます。

パチンコ店は、台を作るスペックはないので、どれだけクソ台とわかっていても購入します。新台入れ替え10台で500万円…。20台で1000万円です。

しかも、そのサイクルが異常。毎週の様に新台入れ替えで、月2000万円なんて普通。

まとめ

昔は、仕事帰りのサラリーマンや公務員たちでごった返していたパチンコ店。

2025年現在のパチンコ店は、仕事帰りに平日夕方から打つ客がほぼ壊滅状態です。とにかく、出ない。出るのに時間がかかる。ダラダラ時間だけ過ぎて終わる…。

私は、夕方から毎日7時間アルバイトを週6日して学費を稼ぐ貧乏な大学生でしたが、毎日の様にパチンコを打てました。

当時は、高校生や中には中学生までパチンコしてた時代。良くはないけど子供連れの親、赤ちゃんをおぶったまま遊戯する客も。

それほど国民の娯楽。もちろん、ギャンブルだけど子供でも毎日行けるほど甘かった。それでいて楽しかった。

夕方から打てない最大の理由は、スロットなら純増枚数の低さ。パチンコは保留連荘がなくなり出玉スピードが低下したこと。今ではラッキートリガーがありますが、突入確率があまりにも低すぎて打てません。

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