パチンコ業界の終焉Xデー!パチ&スロメーカーの倒産続出…?

これまで日本人の多くの人の娯楽として君臨してきたパチンコ、スロットが、いよいよ終焉の時に向かって急激に進んでいる現状である。


パチンコは1953年に最初のブームが起こり、1980年代から右肩上がり、更に絶頂期だった1995年。
当時の市場規模はまるで国家予算のような約30兆円だったというのも今では信じがたいですね。

これも時代の流れなのか?パチンコ業界は終焉へ

パチンコ業界は終焉に向かうということは、それだけパチンコやスロットを打つ人が減ったということ。様々な原因があるのですが、昔のパチンコ店のことを思い出しながら検証していきます。

パチンコ業界の終焉はいつ?


1995年と言えば、パチンコではCRが普及し始めた頃でしょうか?CR大工の源さん、CRアメリカンドリーム、CR黄門ちゃま、CRバトルヒーローなど、パチスロはAタイプ全盛期でクランキーコンドル、ニューパルサー、ビガー、C51、ピンクパンサー、トリコロールなどがありました。


当時は横浜市から藤沢市の藤沢駅前のマンションに引越した頃。
当時の藤沢駅周辺のパチンコ店は北口は「吉兆」「ハッピー駅前店」「ハッピー銀座通り店」「駅前クラブ」「レック」。南口口は「オデオン」「フォーラム」「グリーン」、あと名前は忘れた3店舗くらいは有りましたね。


しかも電車で1駅行けば(5分くらい)大船があり、ここの駅前も10店舗くらいは有っただろうか?
辻堂、湘南台、平塚、自宅から半径2~30KM圏内でパチンコ店はたぶん50店舗位は有ったかもしれません。


でも現在は藤沢駅周辺でも2,3店くらいしか無いようです。
如何に衰退してきているか一目瞭然ですね。ちょっと歴史(当時の状況)を実体験を元に振り返りながら、何故パチンコ業界が衰退してきて、いよいよ終焉を迎えようとしているのか探って行きます。

1995年のパチンコ雑誌は今では考えられない?!

  • 普通に体感器の広告があった
  • 普通にパチンコの大当たり乱数が書かれていた
  • 攻略法や勝つ為に特化した情報が満載だった

これって今では考えられない事ですね。当時のパチンコ雑誌には体感器が普通に売られていました。偶然か体感器の販売会社が神奈川県藤沢市にありました。


また、体感器の件とかぶるのですが、パチンコの大当たりの乱数(例えばCR黄門ちゃまは約5秒周期)も公表されていました。企画なども勝つ為に特化した内容でしたね。この頃から、誌上プロの「しのけん」が人気になっていきました。


また、この当時のパチンコ店に設置しているパチスロ機種は1店舗あたり2~5機種が当たり前。
4年前には1店舗1~2機種(店毎に違う機種)がほとんどでしたが、現在は完全バラエティー化していて当時では考えられない事でした。


技術さえあれば誰でも設定1で生活出来るくらい甘い機械割り(タコスロ設定1完全目押し攻略で104%など)、ニューパルサー、花火や祭りなどの機種で可能だった設定判別、、。
これらが無くなり、正統派のパチプロはいなくなり、まずますパチンコ、スロットの設定状況は甘くなっていきます。

爆裂4号機時代と海全盛期

自分の中では、1995年の頃よりも一番パチンコ店に人が多くいた印象がありますね。
特にパチンコ「海物語」は昼過ぎれば空き台すら無い状況。


パチスロも「北斗の拳」が歴史的大ヒット。初代ミリオンGODや初代ビンゴも健在。1日で100万円勝てた時代です。

懸念された5号機始めは超甘かった

5号機になり、多くの人がスロットを辞めたかもしれませんね。
でも、この当時のパチンコ店は相当危機感を抱いていたので、物凄く設定が甘く、波も穏やかな機種が多かったので安定して勝てた激甘な時代だったと思います。


また、イベント全盛期と言っても良いほど、イベントが多く(50台中設定6を10台入れますなど)非常に勝ちやすく、お客さんも多かったと思います。
そして、パチンコは京楽が全盛期を迎えて行きます。

パチンコ業界の衰退の始まり

自分の中では、2円パチンコという倍貸し(今で言う低貸し)が出たと同時に閉店時に客がいてはダメという法律?が出来た頃に「こんなやり方だと客はいなくなるんじゃないかなー」と仕事帰りに閉店までパチンコをした時に思った事ですが、その辺りから急速に変化(業務体系が)ばかりしてきた様に感じます。


そして急激にパチンコファンが減ってきたのが、「AKB48(京楽)」が出た辺りでしょうか?
とにかく「うるさい」「派手」「檄熱の大安売り」そして、ホルコンという言葉が横行するようになって実際に変な兆候が見られるホールも増えた。また、イベントで騙しイベントが増えてきました。

結局、何が原因なのか探ってみる

  • 騙し当たり(出玉が少ないOR出玉がない)
  • 台がうるさい、派手、客を馬鹿にしたような筐体
  • 鉄火場のような雰囲気が無くなって真剣に出来ない
  • メリハリが無くだらだら時間が過ぎる
  • フリーズは魅力でもあるが客を失う要因でもある
  • 限りなく違法。確立や機械割りすら信憑性が無くなってきた
  • 新台でも設定1。設定キーをいじることすら無いのでは?そう思わざるをえない設定状況
  • そもそも若者はやらない(タバコを吸わない事と比例している?)

もう挙げればキリがないのですが、低貸しを導入してしまった事が、逆に悪循環を招いてしまったのかもしれません。それと所詮ギャンブルなのに、「パチンコは遊び」ですを前面に出しすぎたのも客がお金を使わなくなってしまった要因でもあると思います。

完全廃業のXデーはいつ?未来はあるのか?

2018年2月、更に規制が入ると言われていますが、今度の規制は超強烈。遊戯4時間で5万円以上客が勝ってはいけない?規制らしいです。でも投資に規制は無いんですね。これは明らかにおかしいです。


そして、スロットは5.9号機が出て6号機が出てきます。一度に3000枚以上出ない仕様になる噂もありますが、こんな話が出てきている時点で連日パチンコを辞めていく人が増えています。
そして、一度辞めた人間はそうは戻っては来ないでしょうね。


昭和から続く娯楽としては、長い期間、存在してきた方だと思います。
さて、Xデーはいつになるのか?


まずは、メーカーから倒産していくと思いますが、最後のパチンコ店は何県のどこのパチンコ店になるのでしょうか?サバイバルレースは中盤から終盤へ。実はもうゴール寸前かもしれません

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