パチンコ・スロットで旅打ちをこれまで通算で30回程度(東海地域、北陸、東北)してきました。
今回の旅打ち記事は、過去の記事(名古屋)に次いで沢山の思い出が詰まった東北編をお送りします。
とにかく田舎の地方のパチンコ店は甘い…。そう思って敢行した東北地方への旅打ち。東北地方はパチンコ店が早朝から開店することでも有名ですが、実際に旅打ちした感想は、ものすごく魅力に溢れるものだった。
東北地方は超甘い設定の上にグルメが魅力的!
これから旅打ちしてみようと思っている方、特に東北地方でパチンコ、スロットの旅へでかけようと思っている方の参考になれば幸いです。
思い出いっぱい!超楽しかった東北での旅打ち
東北地方でパチンコ・スロットの旅打ちに出かけたのは、今から20年ほど前になります。
青森県、岩手県、宮城県、福島県の太平洋側の東北地方で旅をしながらパチンコ・スロットを打ってきた記録(旅打ち)の思い出を書いていきます。
2001年頃に、東北地方で旅打ち。ルートは神奈川県~福島県~宮城県~岩手県~青森県~神奈川県。全て新幹線での移動、宿泊は90%がホテル、10%がサウナです。
福島県郡山市での旅打ち
最初から東北地方で旅打ちするのが目的だったので、当然ながら東京都、埼玉県、栃木県はスルー。
新幹線で移動し、福島県の郡山駅に到着。
福島県郡山市の郡山駅です。郡山駅は、大きな道を挟んで超昭和風な「駅前アーケード商店街」があり、入り口に2~3件のパチンコ店。そして少し進んで1件のパチンコ店。どれも昭和の名残があるパチンコ店。
少しダイナム風の郊外型パチンコ店と線路沿いに1件のパチンコ店。
郡山駅の少し通りの大きな道を少し行ったところに1件。
たしかゴリラがモチーフのパチンコ店だった記憶しかない。
宿泊したのは、駅前アーケード商店街入り口横にある「郡山シティホテル」で、ペンション風のホテルで居心地最高でした。
パチンコ、スロット共に特に甘いとは感じられない状況ではあったが、ペンション風のホテルが親近感があって癒されたこと、そして郡山駅前のレトロなアーケード街に3件ものパチンコ店があって、どことなく懐かしい感じでパチンコ、スロットを打てたのが思い出。そして、、、何よりも見知らぬ人に声をかけられたのが最大の思い出。
「お兄さん!何してんの?」
「いやー別に、、、。」
「じゃー一緒に飲もうよ!」
「いやーちょっと帰らないと、、家が遠いんで(超近いホテルww)」
「いいよ!俺と一緒にホテルに泊まればいいからさ。金はもちろん出すし飲み代も出すからさー」
「いや!本当に帰らないとまずいのですみません」
こんなやりとりがあったのです。
たぶんですが「モーホー」だったと思います。
福島県福島市での旅打ち
郡山市での実践を約1日ほどで終了し、次に向かったのが福島駅。
西口は超何も無く、イートーヨーカドーと、少し歩いたところにパチンコ店が1件。
一方で東口は、駅前に3件ほどのパチンコ店があり、その中でも「三星(たぶん)」というパチンコ店が激甘で連日10箱以上出していました。
そんな中で1人の完全なジグマパチプロと1人のご老人(おばあさん)がいました。
突然、そのご老人(おばあさん)に声をかけられます。
「お兄ちゃんは、プロなの?」
「この辺に住んでいるの?」
「いや、地元は神奈川県なんですけど、少し旅をしていまして、、」
「いやー上手いねー。毎日来ては出してるからさー」
たぶんですが、そのご老人(おばあさん)はジグマパチプロの母親で、様子を探りに出向かわされたと思います。ライバルが増えれば、ジグマパチプロにとっては死活問題ですから心配だったのでしょうか?
この福島駅前の「三星」というパチンコ店では5日で30万円の利益を出して、次の宮城県へと向かいました。
羽ものプロがいましたね…
(換金率は2.5円以下だった記憶ですが超甘かった)
宿泊したのは、福島駅近くのホテルとサウナ。
ちなみに福島競馬場にもタクシーで行き、遊んだのも思い出ですね。
とにかく少し小さな競馬場という感じでしたが、比較的新しのか綺麗な競馬場でした。
宮城県仙台市での旅打ち
さて旅打ち最大の目的地である仙台市に到着です。
仙台は私が小学2年生まで過ごした第二の故郷で、正直言って仙台に行きたくて東北地方への旅打ちを決行したようなものです。住んでいたのは、仙台市桜ヶ丘5丁目。
幼稚園は「泉が丘幼稚園」で小学校は「桜ヶ丘小学校」。
初の親友も仙台市、初恋も仙台市です。www
そして旅打ちという名目ながら、仙台市の思い出を巡る旅だったのが正直なところでした。
休日に母親に連れて行ってもらったデパート「エンドウチェーン」。
そして父親が創業当時から働いていた「半田屋」でご飯を食べてみたかった事が最大の旅打ちの目的だったかもしれません。
宿泊したのは、仙台駅前のホテル2件と国分町のカプセルホテル、そして勾当台公園近くにあった超汚いサウナ。
最初に宿泊したホテルのフロントさんに「エンドウチェーンってどの辺にありましたっけ?」と尋ねたら、「潰れましたよ。」と言われたのが超ショックでした。
そしてもう一つの目的だった「半田屋」。
仙台市でも通りの大きな道路にある三越の近くにひっそりと構えている「半田屋」の1号店。
「半田屋」は、とにかくめちゃくちゃ安い食堂として仙台市では有名!!
生まれて初めて食べた半田や!
創業当時(今から40年前くらい?)に社長兄弟と私の父親の3人で始めたお店。
初めて父親が勤めていた会社のお店に行くことが出来ました。
創業当時の幹部だったお父さんの店ね…
とにかく安いという父親の話は本当で、「ラーメン150円」「そば100円」「餃子80円」「ライス100円(超大盛り)」「納豆30円」「野菜炒め100円」という感じで衝撃的でしたし、客も超満員でした。
もう慈善事業かなと思う程に安くて旨かった…
さて肝心のパチンコ店は、仙台駅前のビルに3件ほど、少し離れて2件。
網の目のような巨大アーケード街では「ABC」というパチンコ店が多かったです。
収支的にはマイナスになってたかも知れませんが、「ABC」というパチンコ店のイベントは楽しかったですね。
B7R7でダーツ!456のワクワク感が最高よね…
ビックとレギュラーが7回それぞれ並ぶとダーツに挑戦。
設定456の目に刺されば、その目の設定に変えられるというものでした。
また、近くの同じ「ABC」というパチンコ店では、設定判別をしていたら、若いお兄さん(自分もだけど)が声をかけてきました。
「どうですか?設定?」
「いやー設定5判別したけど駄目だね」
「最近は5入れてないみたいなので4判別したほうが早いですよ」
見知らぬ若いお兄ちゃん(自分もだけれど)に声をかけられたりしたのも良い思い出です。
幼少期に住んでいた桜ヶ丘に行けなかったのが心残りです。
宮城県の旅打ちは、最後に古川市(駅前の1件と郊外1件で実践)で2日ほど打って終了。
しかし、古川駅前(新幹線)のホテルは1泊5000円程度でしたが、凄く良かったです。
岩手県一関市での旅打ち
宮城県から次に向かったのは、岩手県の一関市。岩手県南部は非常にパチンコ店が熱いという情報もあって、特に一関市は人口に対してパチンコ店が多いということから立ち寄ってみることにしたのです。
岩手県の一関市は、駅前のダイエーの中(1階)にあったパチンコ店で10連勝。
換金率は7.4枚。しかーし!!衝撃的な事が起こりました。
「この台は設定4だよ!!」
「え?」
「だから設定4だってばー」
「なんで教えるの?」
「だってさー、7.4枚交換だから別に、、。」
「じゃー最高設定教えてよー」
「ええけどうちは最高で設定5だぞ。そこのタイムクロスが設定5だし、そこの花火も設定5。あとは大体3~4かな?」
タイムクロスの設定5という台に座り投資3万円になった時、
「嘘だろー設定5なんてさー。」
「いやー本当だって!!」
「じゃー設定見せてあげるよ!」
と言って台の開け、設定を見せてくれました。さらに設定表なる紙も見せてくれたのです!!
(※設定はクレジット表示のところに表示される)
確かに設定5で、結果的には収支2万円浮きで終了。
投資3万円、回収5万円(3700枚)
こんな事って二度と無いでしょうけれど、今振り返ってみても奇跡というか信じられないことだったと思います。
結局10連勝。換金率は悪かったけれど、毎日設定5打ってたら勝てるわな。WW
結局、地元が神奈川で旅打ちに来たと告げて岩手県一関市を後にするのですが、正直その店員がいなくなるまで打ち続ければ良かったと少し後悔しました。
むしろ一関で長居すれば良かった…
確実に設定5打てたのに…
宿泊したのは一関駅前のホテル。
お土産品の「水饅頭」が最高に美味しいのが思い出です。
岩手県盛岡市での旅打ち
そして岩手県盛岡市へ。当時地元神奈川県は裏物(スロット)の聖地と呼ばれていたのですが、盛岡市も全国的に裏物(パチスロ)が多いことで有名でした。いざ体験、、。
岩手県盛岡市は超激甘なパチンコ店が多く、自身のパチンコ・パチスロ実践でも歴史的最高峰の収支になりました。
実践したのは「ボンボン盛岡駅前店」「ボンボン駅前クラブ」「トマト」「ジャムフレンド」など数知れず、、。
とにもかくにも甘い設定で、2ヶ月間で150万円のプラス収支!!!
収支150万円の使い道(内訳)
- ホテル代30万円
- 食事代11万円
- タバコ・飲み物など9万円
盛岡市では約100万円ほどの純利益!!(プラス150万円=2ヶ月)
いっそ盛岡市に住もうかと本気で悩みました。
当時のパチンコ店では出玉(コイン)ランキングを発表していましたが、ほぼ毎日5位以内。
もうすっかり目立ってしまい、、、。こんな会話が聞こえたのです。
それは、盛岡市のパチンコ店「ニュー公楽(夕顔瀬店)」での一コマ。
「あいつ、毎日超勝ってやばる奴だよ」
「まじ?どんだけ凄いんだ?」
「なんかわかんねーけど引きが半端ねーんだ」
大花火のビック中に、わざと隣に座り様子をガチガチに見られます。
そしてリプレイ外し中段バーの半コマビタ外しをすると、、。
「わー!まじやべーよ。簡単にバービタ外ししてんぞー」
「だろーすげーんだよ!あいつ」
もう、やりにくい事と、何だか変なプレッシャーで内心キツかったです。
ちなみに6000枚出して終了しました。
(BIG、REG、合算、設定6だったと思います。)
宿泊先も当然多く、たぶん全てのホテルやサウナなどに泊まったかもしれません。
ホテルは、「シティーホテル盛岡」「R&B」「東横」「ロイヤルホテル盛岡」「ホテルルートイン盛岡駅前」「ホテルニューカリーナ」「北ホテル」「ホテルエース盛岡」「ホテル小田島」「ホテルエース」。
サウナは盛岡駅前にあるサウナと盛岡市中心部の菜園近くにあった少しレトロなサウナに泊まりました。(現在あるかは不明です。)
ホテルで特にお気に入りは「ホテル小田島」「ホテルエース」でした。名前を言えば「○○サンですね!お部屋開けときますね。」と、まさに超VIP待遇で応対してくれて料金も1泊5000円程度。
周辺は盛岡市の繁華街という好条件。意外?盛岡駅周辺は店も多くて北関東の中心部の都市よりはるかに栄えていましたね。
食事も最高で、盛岡駅前の「北海ラーメン駅前店」「じゃじゃめん黄河」「平壌冷麺食道園」が超お気に入りでした。わんこそばは食べれなかったけれど、盛岡三大麺「じゃじゃ麺」「冷麺」は頂きました。
盛岡最高!勝てる上に住みやすい…
全てが甘かったわね…!飯も旨いし…
個人的には「じゃじゃ麺」は少し合わなかった(美味しくなかった)ですが、冷麺は最高で、特にゴムみたいな麺はさておき、スープが超美味い!!
ギャンブル抜きで盛岡にグルメ(盛岡三大麺)などで旅行するのもおススメできます。
岩手県二戸市での旅打ち
盛岡から青森県の八戸市に向かう途中、岩手県北部にある二戸市に立ち寄ることに、、。
ここでは1日だけの実践でしたが、人口3万人に対してパチンコ店が密集して4件。
これは甘いかも?という思いから立ち寄ってみたのですが、、、。
設定状況は甘いとは思えなかったけれど、客レベルは激甘という印象。
立ち寄ったパチンコ店は「グランド二戸店」「ビック二戸店」「ユニオン二戸店」「パチンコ21世紀」。とにかく500M圏内に4件集中していましたので、立ち回りには最適な環境だと感じました。
昼食は「竹はる」というラーメン店で頂きましたが、不味くも無く美味くも無く超無難なラーメン。
宿泊は二戸市中心部の「シティーホテル」。
3万人程度の人口でパチ屋4件!
客層が鬼甘くて最高ね…
夕食はホテル従業員が勧めてくれた「三五郎 下町店」。ここは超美味しかったですね。海沿いでもない二戸市なのにこれだけ美味しい寿司が味わえるのが不思議でした。
青森県八戸市での旅打ち
青森県でのパチンコ・パチスロ実践。岩手県の二戸駅を朝出発し、青森県八戸駅へ。
八戸駅からタクシーで「21世紀」というパチンコ店へ。
(噂では八戸市で一番熱いらしい?)
まだ開店前の8時45分頃に到着するのですが、、、。
もうすでに開店している!!そしてドル箱がすでに積んである!!
青森県のパチンコ店の開店時間が8時!!!
これって衝撃的だと思いませんか?
お客さんは平日なのに超満員。
青森県って低収入な印象だったけど意外とみんな金持ちで暇なのか?
八戸のパチ屋熱いぞ!熱気が違う…
漁師町は魅力ある出玉じゃないと客が来ないんだって…
帰りに回転寿司を食べたのですが、これが衝撃的美味さでした。
いやーとにかく飯が美味いね東北は、、。
青森県八戸市での実践も1日で終了し、寝台列車で上野駅へ向かうのでした。
「まとめ」東北地方での旅打ち
これでも簡潔にまとめた記事になりますwww。
とにかく思い出が有り過ぎて書ききれませんが、東北地方のパチンコ・スロット状況は、やはり関東圏に比べて「甘い」です。
記事には書いてませんが、宮城県石巻市、岩手県水沢市、北上市での旅打ちも良い思い出でした。
特に宮城県石巻市の海岸線にあるパチンコ店へ行ったことは、東日本大震災の影響で100%被害にあっていると思えて未だに調べる気持ちになりません!!石巻駅は非常に小さな駅でしたが、すごく癒される素敵な駅でした。
(私が出会った人の中で亡くなった方は間違いなくいると思います。)
そして何よりも食事が美味しい!!!
宿泊施設が心地よい!!
何だろうか?これが東北人の「お・も・て・な・し」?
とにかく料理が美味い。そして何だか心地よいのです。
旅打ちでなくても、是非とも東北地方への旅行はおススメ出来ますので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?