日本国で逮捕権を持った職業は「警察」「自衛隊警務官」などの警察・自衛隊関係、「労働基準監督官」などの厚生労働省職員。それら全てが公務員になるのですが、実に事件や犯罪が多いと思いませんか?
不正や犯罪を取り締まるべき存在の人間が犯罪を犯したのならば、一般人の罪の数倍重い罪として判決を下すべきだと個人的には思うわけですが、またしても暗いニュースが舞い込んできました。
パチンコ業界やパチンコユーザーの不正を取り締まるべき「警察」の不祥事
またですか?!そう言わんばかりのニュース(話題)として感じている方も少なくないのではないだろうか?一昨日、群馬県で起こった事件について語っていきます。
群馬県警巡査が群馬県のパチンコ店でメダル窃盗、逮捕!
事件の内容がこちら。
パチンコ店でスロットのメダルを盗もうとしたとして、群馬県警の巡査の男(24)が現行犯逮捕されました。
群馬県警留置管理課の巡査・川田慎悟容疑者は28日夜、群馬県太田市内のパチンコ店で、1枚2.5円のスロットのメダルを使って1枚20円のメダル用のスロット台で遊ぶことで20円のメダルを盗もうとした疑いが持たれています。警察によりますと、店員が不正に気付いて声を掛けたところ、川田容疑者が逃げたため、店員が取り押さえて110番通報したということです。川田容疑者は「換金すれば差額でもうかるのでやった」と容疑を認めています。群馬県警の高井篤首席監察官は「極めて遺憾。捜査及び調査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントしています。
引用ーhttps://headlines.yahoo.co.jp/
川田慎悟容疑者の自宅はどこ…
川田慎悟容疑者の自宅は太田市大原町。事件のあった薮塚のすぐ近い場所にありますね。
メダル窃盗の罪は?
メダルだろうが何だろうが、窃盗になり、窃盗罪の適用になります。
万引きと一緒ですね。窃盗罪の法定刑がこちらです。
刑法235条により、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金!!
ちなみに、窃盗が確定しない場合の未遂でも、窃盗未遂は懲役5年以下または罰金25万円以下の刑罰を受ける可能性がある犯罪行為になります。(※あくまでも刑が少し軽くなるということ)
メダル窃盗が行われたパチンコ店は「アスカ藪塚店」
川田容疑者がメダルを窃盗したパチンコ店は、群馬県太田市大原町の「アスカ藪塚店」。地図はこちらです。
出典ーgoogle map
同じ群馬県在住の私ですが、正直聞いたことがないので、大手パチンコチェーン店ではなさそうです。
お客さんが多すぎても犯罪に適さないでしょうし、店員が多くても犯罪しにくいと推測されることから、あまり人気のあるパチンコ店ではないかもしれませんね。
あとがき(まとめ)
おそらく、全国的にパチンコ店での不正は連日行われていると思われます。
それは、ゴト師による不正基盤の取り付けや、換金場を襲ったり、店員との不正なやりとり、置き引きなど様々でしょう。
パチンコ店で一般人による不正行為や窃盗事件はニュースにならないこともあるでしょうし、証拠不十分でニューズにならないケースもあると思います。
今回は、パチンコ業界ならびにパチンコ店、一般ユーザー(お客)の不正を取り締まるべき存在である「警察」が、パチンコ店において不正にメダルを窃盗した疑いで逮捕されたので、大きく取り上げられました。
警察官も普通に犯罪するんだな…
2.5円スロットの1枚のメダルを20円スロットに不正に持ち込んで換金するとなると、約10倍の利益を得ることになりますね。(1000枚の場合は、2500円→20000円=利益が17500円)
まーそんな単純なことは小学生でもわかるのですが、だからと言って普通やらないですよね。
今時のパチンコ店は、1台に1個の監視カメラを取り付けているばかりか、ホールコンピューターによってコインのIN枚数、OUT枚数も完全に管理、監視されています。
問題なのは、はやり警察官が窃盗行為をした事実です。
刑法では、10年以下もしくは50万円以下の罰金とされていますが、それは一般人も同様の刑法。
逮捕権をもつ権力者である「警察官」が、不正を取り締まるばかりか自らが不正し、メダルを窃盗し換金して利益を生もうとした今回の事件は、一般人が行うものとは訳がちがいますね。
懲戒免職は当然ですが、一般人の刑法の数倍は罪が重くならないと、国民は納得しないという人は私ばかりではないかもしれません。
一般人より重い刑にしないと納得いかないわよ…